こんにちは、元臨床心理士の春井星乃です。
現在は、心理学・精神分析・エニアグラムを通して性格構造を明らかにする「イデアサイコロジー」を提唱しています。
4月からイデアサイコロジーとして新しく活動を始めましたが、実は去年から、以前から応援してくれているメンバーと準備をしてきました。
1人は、以前から私の記事を読んでくださっている方にはおなじみの、ナゾロジー編集長まきしむです。
そして、もう一人の方は、岩波ジュニア新書から『不登校でも大丈夫』という本を出版している末富晶さんという方です。
末富さんは、小学校からの不登校の経験を本にされて、その方面で講演会などもしています。
現在は、お花の先生をされています。
「イデアサイコロジー」は長くて言いにくいので、私たちは「イデサ」と呼んでいます。
なので、この3人グループを「チームイデサ」と呼ぶことにします。
これからこの3人で、「IDEA PSYCHOLOGY」サイトのブログ記事を書いていこうと思っています。
3人で記事を書く理由
その大きな理由の1つとして、エニアグラムタイプの特徴をみなさんにより明確にお伝えしたいということがあります。
イデアサイコロジーの最も肝の部分である「エニアグラムタイプ」は、概念でお伝えできる部分と、顔つき・身体つき・雰囲気などの感覚でつかまなければならない部分があります。
先日の『ハートドリブン』の記事にも書きましたが、私はタイプ5−4で、まきしむはタイプ7−8、末富さんはタイプ9−1です。
このタイプの違いによって、感情の持ち方、考え方、世の中を見る視点、選ぶ題材、文体がすべて変わってきます。
敏感な方は、その文章の奥にある私たちの意識の持ち方を感じることができるのではないかと思います。
このように、3人の文章の全体的な雰囲気からそのタイプの雰囲気をつかんで頂けるのではないかと考えて、3人それぞれがブログ記事をアップすることにしました。
では、さっそく2人から、簡単に自己紹介をしてもらいたいと思います。
まずは、まきしむからです。
まきしむ自己紹介
こんにちは、まきしむと申します。エニアグラムタイプは7−8で、隙あれば人を笑わせようとするアニメオタクです。
科学メディアを運営するかたわら、心理学メディアも運営しているというよく分からない人ですが、元々、私の興味は「世界の真実が知りたい」という欲求から始まっています。
科学にしろ心理学にしろ、最終目的は人間の幸福の追求です。しかしどんなことをするにも、「自分は本当は何がしたくて、どんなことが苦手なのか」が分からないと、大成することは難しいでしょう。
私も若い頃は「自分探し」に追われ、病んだ時期もありました。しかし経験を積む中で、何をするにもまず「自分を知る」ことが、幸福への出発点だと考えるようになったのです。
イデアサイコロジーはちょっと取っつきにくかったり、難しいところもあるかもしれませんが、巷での啓発本と違ってこんなに「本質をついている」と感じた理論は、私は初めてでした。
というわけで、難しいことは春井さんに任せて、私は私なりに、おちゃらけたり、つまらんダジャレを混ぜつつ、イデアサイコロジーを紹介していけたらいいなと思っています。
よろしくお願いします。
末富晶さん自己紹介
はじめまして、末富晶(すえとみしょう)と申します。エニアグラムのタイプは9−1です。
私は小学校3年生から学校に行かなくなり、長い不登校体験というちょっと特殊な経験を経て大人になっています。
今振り返れば、幼稚園に入った時にはその前兆は既にあった気がします。社会に入る第一歩の、いえ、始まる前とも言える時期に、その時の自分には到底説明できない、けれど無視することも難しい何か強烈な違和感があったのですね。
説明できないのでそれ以上どうすることもできず、ともかく必要とされるルールを覚えて与えられた場所で頑張ろうとしたのですが、やがては心と身体がついて行けず、小3のある日を境に自他共に認める不登校児となりました。
当時はそれがすごく大きな人生の転落に思えたけれど、実はそれとは正反対の、本当は自分にとって飛翔と呼べる大事な体験だったと後に知ることとなります。
その体験を一冊にまとめたものに著書「不登校でも大丈夫」(岩波ジュニア新書)があります。
現在は校舎の外で出会った学びの一つの「型のない生け花」を教授すると共に、自分の体験を中心とした文章を書いています。
これからここでも、イデアサイコロジーに関連する色々なことを自分なりの言葉で綴っていくことができれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
春井星乃より
みなさん、どうでしたか?
たったこれだけの文章でも、雰囲気の違いが出ていると思います。
これからこの「チームイデサ」で、よりみなさんのお役に立つ情報を発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。