こんにちは、春井星乃です。
連休も終わって、また日常が始まりましたね。
みなさん、楽しい思い出をたくさん作られましたか?
私も半田さんも普段スーパーインドア派なのですが、GWは一緒に近くの大きな池のある公園に行って、ソフトクリームを食べつつ、久しぶりにたくさんお散歩しました😊
さて、前回は読者の方からいただいたご感想を掲載させていただきましたが、今回も他の読者の方(Bさん)の『「目覚め」への道の歩き方』のご感想をみなさんに見ていただき、それに関して私の感じたことをお話ししたいと思います。
Bさんからいただいたご感想
この度は『「目覚め」への道の歩き方』の出版、おめでとうございます。
エニアグラムの本は鈴木秀子さんのを数年前に一度手にしたことがあったのですが文字だけでタイプのイメージが簡単ではなかったので、興味を持ちきれませんでした。
なのでこのイラスト入りの仕上がりはやはり最高です。
星乃さんがイラストをとても大切にされた意味がよくわかります。
ヌースコンストラクションも真ん中に女の子が向き合っていると一段と印象に残りやすくて、すごくいいです。
サロンライブの中で星乃さんが(一般的には言いにくいことも)はっきり言いたいとおっしゃっていたのがとても印象的で、読んでみて、オブラートに包まず書いてくださったのが本当によかったと思いました。
今起きている二極化はフィルターのクリア度によるという理論は本当に納得です。すっきりと言語化してくださって感謝です。
どちらの方向へ向かうことになるかは人によって違ってくると、わたしも思っています。
精神的安定を選ぶか事実を選ぶか、そこで止まっている人たちには本当に大きな課題ですね。
でもこれは個々に自発的な覚悟で超えていくからこそ意味があるのだと思います。
わたしはいろんな人たちと意識について話す機会が多いんですが、人間と変換人の二極化の境目にいる人がけっこう多いと感じています。
少しでも多くの人が自分のフィルターに気づき変換人への流れを選べるよう、星乃さんのイデアサイコロジーをよく理解して役立てていきたいです。
それと、これから良い時代が来る証がイデアサイコロジーとヌーソロジーの出現だと確信しています。 素晴らしい本を世に送り出してくださってありがとうございます。
鈴木秀子さんとイラストの重要性
Bさんのご感想、いかがでしたでしょうか。
こんな風に言っていただき、本当にありがたいです😭
Bさんは4月22日(土)のヌーソロジーサロンを見てくださった後に、このご感想を書いてくださっていますので、ところどころサロンのご感想も入っています。
まず、Bさんが言及してくださっている「鈴木秀子さん」ですが、知らない方もいらっしゃると思いますので、ちょっとご説明しておきますね。
鈴木秀子さんは、聖心女子大学の教授(日本文学)で日本で初めてエニアグラムを紹介した方です。
90年代にはテレビ番組にも出演して芸能人のタイプ分析なんかもされていました。
ただ、鈴木さんは心理学畑の方ではありませんし、「エニアグラムは生まれつき決まっている」という考え方で、各タイプの特徴の捉え方もイデアサイコロジーとは大分異なる部分が多いです。
テレビ番組でされていた有名人の判定も、私の判定とは異なるものが多かったです💦
また、Bさんはイラストの重要性を書いてくれていますが、私がイラストを重要視したのは、まず「今の時代的に文章だけだと興味を持っていただきにくい」ということと、Bさんが仰ってくれているように、「タイプの外見的イメージを表すにはどうしても言葉だけでは難しい面がある」ということがあります。
私の個人セッションでも、お客さまにエニアグラム判定法を習得していただくために各タイプの外見的イメージをお伝えしていますが、なかなか言葉で表すのは大変なんですね。
ですから、どうしても有名人、特に今は動画で見られるYouTuberの事例をできるだけたくさん挙げ、その共通点を頭に入れていただくこと、場数を踏むことが重要になってきます。
「寄り添いながら切り込む」
それから、Bさんは「(一般的には言いにくいことも)はっきり言いたいとおっしゃっていたのがとても印象的」と書いてくださっていますが、これはサロンライブで共演していたmeegleさんが「星乃さんは(個人セッションで)寄り添いながら切り込む」と言ってくれたことを受けての私の発言です。
これは、基本的なカウンセリングの姿勢でもありますが、私の性格的な面もあります。
私のエニアグラムタイプは5−4なのですが、5−4はぱっと見は「物腰が柔らかく純粋で大人しそう」という感じで見られますが、実は奥底にはとても頑固な一面があったりします。
その頑固さというのは、5−4の「真実第一主義」から来るとイデアサイコロジーでは考えています。つまり、客観的に観察を重ね、そこから得たデータをもとに真実を導き出すということにこだわるんです。
この導き出された真実は観察に基づくものであるし、個人の幸せと「目覚め」につながるという確信があるので、「一般的に言いにくいこと」でもやっぱり大事にしたいと思ってしまうんですね。
ただ、その表現の仕方は工夫しないといけないと思っています。
そのバランスも今回の本で気をつけたことですが、なかなか難しいですね💦
Bさんには「オブラートに包まずに書いてくださってよかった」と言っていただいたので、ちょっとホッとしています😅
二極化とフィルターのクリア
そして、Bさんが次に書いてくださっている「今起きている二極化はフィルターのクリア度による」「精神的安定を選ぶか事実を選ぶか」「どちらの方向へ向かうことになるかは人によって違ってくる」「これは個々に自発的な覚悟で超えていくからこそ意味がある」は、今回の本の最も重要なテーマです。
前回のAさんは、1人の人間の意識発達と個人対個人の人間関係のお話にスポットが当たっていましたが、Bさんのご興味は人間全体、社会全体の方にあるように思いました。
これらはどちらも大事で、今回の本の2つの大きな柱とも言えるものです。
Bさんが言及してくださった「二極化」ですが、現在一般的にもスピリチュアルでも、よく聞く言葉ですよね。
ただ、同じ二極化と言っても「ポジティブかネガティブか」「裕福かそうでないか」「大手メディアを信じるか」「リベラルか保守か」「物質主義か精神主義か」など、それを分ける基準は人それぞれです。
でも、イデアサイコロジーでは、人間を分ける最も根本的な基準は「フィルターのクリア度」だとしています。
そして、そのクリア度が表れる指標の1つとして、「事実と精神的安定どちらを重視しているか」ということを挙げているんですね。
「変換人・人間・スマル」の分かれ方
また、Bさんの「どちらの方向へ向かうことになるかは人によって違ってくると、わたしも思っています。」という文章は、4月22日のヌーソロジーサロンでの私と半田さんとのやりとりを見て、Bさんが感じられたことだと思います。
22日の「私と半田さんのやりとり」というのは、人間が2039年以降もしくは次の調整期に入る時に「変換人(真実の人間)・人間・スマル」に分かれていく際の、「意識の分かれ方」に関するものです。
これは、実はヌーソロジーの中でもまだ謎とされているテーマで、私が以前からずっとこの問題についてみなさんにも知っていただきたいと思っていたことでした。
端的に言うと、①「1人の人間の心の中のポジティブな部分とネガティブな部分、外面的な部分と内面的な部分が分かれていく」のか、それとも②「個人個人で分かれる」のかという問題です。
半田さんは、②だと差別的な感じになってしまうので①であって欲しいという思いが強いけれども、実際どうかは分からないということでした。
私は、現実世界の観察上、やはり個人個人で分かれると考える方が事実に即しているとお話ししました。そして、そうでないと自我の確立や自由意志の存在意味がなくなると思うんですね。
ここにもエニアグラムタイプの違い(半田さんは4−5、私は5−4)が出ていて面白いです。
今のところ、この問題に100%確実な答えを出すことは難しいですが、
ヌーソロジーをやっている方には、このような問題があるということを知っておいていただきたいなと思っています。
Bさんの「これは個々に自発的な覚悟で超えていくからこそ意味がある」も、この問題を受けてのものだと思います。
フィルターをクリアした人同士の深い繋がり
このご感想をいただいて、私がお返事した後、Bさんがまた以下のようなお返事をくださいました。
この孤立と分断の進む世の中の流れから浮き上がるように、変化に気づく人たち同士で引き合うように繋がっていく面白さはなんでしょうね。
今回、Bさんにご感想をいただいて、イラストや二極化の件、個人個人で分かれる、自由意志という本当にこの本の重要なテーマをピンポイントで挙げていただいたことがとても嬉しかったのですが、実は最も心が動いたのが、このお返事でした。
イデアサイコロジーの目的は、より多くの方がフィルターをクリアして現実生活の幸せを手に入れ変換人に近づくお手伝いができれば。。ということなのですが、
もう一つ、私の陰の夢として、フィルターをある程度クリアした人同士が集まり、お互いの位置を交換しながら、本当の相互理解と共感、信頼関係を築けるグループを作りたいということがあります。
あくまで、潜在化の人間の次元でのお話ではありますが、その次元での人間の本当の幸福は「フィルターをクリアした人同士の深い繋がり」にあると私は思っています。
そういう思いをずっと持ってきているので、Bさんがこのようなお返事をくださって「同じ思いを持ってくださっている方もいらっしゃるんだなあ」ととても勇気づけられました。
Bさんは、最初のご感想でも「これから良い時代が来る証がイデアサイコロジーとヌーソロジーの出現だと確信しています」となんとも嬉しすぎるお言葉を書いてくださっていますが、
BさんやAさん、そして末富さん、meegleさん、イデアサイコロジーに共鳴してくださっている方々のお力をお貸しいただき、この厳しい時代の中での一筋の光になれるよう、これから頑張っていきたいと思います✨
ご興味を持っていただいた方はぜひ『「目覚め」への道の歩き方』の方も読んでみてくださいね😊