こんにちは、元臨床心理士の春井星乃です。
現在は、心理学・精神分析・エニアグラムを通して性格構造を明らかにする「イデアサイコロジー」を提唱しています。
前回に引き続き、個人セッションのご感想をいただいたのでご紹介させていただきます。今回は、Kさん(40代女性)です。
<自己分析セッションのご感想:Kさん(40代女性)>
エニアグラムを詳しく知らないまま、春井さんのイデアサイコロジーで書いた記事などに惹かれて以前から、ホームページはチェックしていました。セッションいつ始まるのかしらと楽しみに待っていました。
チェックシートは、久しぶりに自分の内面や外見にも向き合う、集中する時間になりました。
セッションが進むにつれて、自分のエニアグラムタイプに、安心したり(やはりそうだったのか、と)春井さんからの具体的なアドバイスをいただき、これからの人間関係の希望になりました。
途中で、「〇〇さんの、幸せは何か」と、言われた言葉がずっと自分の中にありました。いかに自分のオリジナルな幸せに、フォーカスしないできたのか実感しました。今までの、幸せとはこういうものだ、という擦り込みもありました。
最終回のセッションで、パートナーとの関係性をみていく中で、実は自分が目を背けてきた事がわかって、愕然としました。特に問題なく悩みもないと思っていましたが、実はみないふり、見たくなかっただけなのでした。
パートナーとの関係性は、まだ難しい部分もあるので、また継続でセッション申し込みした時はよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
普段、通常の日常生活をしていると、なかなか自分と向き合う機会ってないものですよね。このブログでもいつもお話していることですが、人間は「見たくないものを見ない」という自我を守るシステムを持っています。
「私は自分のことくらい分かってる」という方も、自分と向き合う意志をもちながら、きちんとそのための時間を取って、信頼できる人と安心できる空間で話すことで、思ってもいなかった自分の一面に気づいたりします。
それがカウンセリングの醍醐味で、ときにはカウンセラーさえも思ってもみない方向で解決策が見つかることもあります。本当にそういう魔法のようなことが起こるのが、魂と魂の共同作業がなせる技なのかなと思ったりします。
この自己分析セッションは3回のみなので、その道のりの最初の一歩なのですが、それでもKさんにはその部分を感じていただけたのかなととても嬉しかったです。
このKさんのご感想が、セッションを受けようか迷っているという方の後押しになればいいなと思っています。