こんにちは、元臨床心理士の春井星乃です。
現在は、心理学・精神分析・エニアグラムを通して性格構造を明らかにする「イデアサイコロジー」を提唱しています。
「仕事・恋愛・人間関係の悩みを根本から解決!最も正確な自己分析のやり方」シリーズの第16回目の記事です(まず↑の記事から順にお読みください)。
さて、14回の記事から、エニアグラムタイプを知るための3つの課題をやっていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
「やってみたけど、いまいち自分のタイプがはっきりしない」という方もいらっしゃいますよね。
エニアグラムタイプの判定に迷うケースというのは色々な原因がありますが、大きく分けて2つの場合があります。1つは、表面上似ている部分があって見分け方が難しいエニアグラムタイプが存在するため、そしてもう一つは、意識発達の過程の影響で判定が難しくなっているケースがあるためです。
この記事では「タイプがはっきり分からない」という方のために、この2つのケースについて詳しくお話していきます。あなたのエニアグラムタイプ診断にお役に立てればうれしいです。
間違われやすいタイプ:タイプ1とタイプ4
では、まず、この見分け方が難しく、間違われやすいエニアグラムタイプについて、詳しく説明してみますね。
タイプ1とタイプ4は同じ、自分の内面に意識が向かう芸術家肌の不安系タイプで(詳しくは「フロイトの意識発達理論とエニアグラムタイプ」をご覧ください)、根本的には似た雰囲気を持っています。特にタイプ1の個性派系とタイプ4−3の個性派系、4−5の厳格系、タイプ4のタイプ1化のケースは表面的には似ていて判別が難しいケースがあります。
その場合、最も異なる点はやはり外面的特徴です。タイプ4はタイプ1に比べて、繊細で奥底に弱さが垣間見え、欲求・不安のコントロール度が高いタイプ4の場合は、タイプ1よりも人間的な暖かみを感じられます。
また、通常、タイプ1は社会的基準を重視しますが、タイプ4は社会的基準に縛られるのを非常に嫌うという点が大きく異なります。
タイプ1は、自分の、秩序を好む大きな欲求に抗うことに苦労しますが、タイプ4の1化の場合は意識的に秩序指向性を高めようとしていて、ある一面では非常に個人主義のところがあったりします。
ただ、欲求・不安コントロール度が高いタイプ1は逆に秩序指向性を嫌い絆を求める場合もあり、同様に欲求・不安コントロール度が高いタイプ4は人間的な正しさ(絆を深めるための)を追求するケースがたまに見られるので、判別が難しいことがあります。
その場合は、外面的特徴でのクールさ(タイプ1)、暖かみ(タイプ4)に違いが出ていることがあります。
また、タイプ1の欲求・不安のコントロール度が下がり、境界性人格障害のような症状を呈した時にも、タイプ1とタイプ4は似てきます(詳しくは「【新説】”メンヘラ”には3種類いる? 近年増えてきた「完全主義タイプ」とは」、「メンヘラ(境界性人格障害)にエニアグラムタイプ4とタイプ1が多い理由」をご覧ください)。
ここでの違いは、タイプ4は自分の存在確認が根本欲求であるのに対して、タイプ1は罪悪感や自分の理想に至らない絶望感を払拭することが根本欲求としてあることです。
間違われやすいタイプ:タイプ1とタイプ5
タイプ1とタイプ5も、世界の仕組みに興味を持ち研究者肌という点で間違われやすいタイプです。
しかし、タイプ1はタイプ5とも外面的特徴が大きく異なります。
タイプ1はタイプ5よりも、気が強く負けず嫌いで話し上手です。しっかりとした口調で流暢に話し、早口の傾向があります。タイプ5は繊細で社会に対する警戒感を感じさせます。声は高めで小さく、話すのが遅い傾向があります。
また、タイプ1はタイプ5が抱く社会に対する恐怖感はなく、むしろ役所や銀行などの法的・事務的手続きや社会的活動を得意とします。
タイプ5は基本的に、数学・物理学・哲学・思想・心理学など抽象世界や深みに入っていく分野に興味を持ち、政治や経済、社会学のような現実社会に関係するような学問にはあまり興味を持ちません。
それに対して、タイプ1は政治や経済、社会学など現実に関係するものに興味を持ちがちなのも大きな違いです。
タイプ5はタイプ4・7と同じく社会的規則に縛られるのを嫌うので、そういう点でもタイプ1とは大きく異なっています。
稀にタイプ5でも、評論家の方などで、自信家で強気、話し方も流暢な方も見られますが、やはり奥底は繊細で、社会に対する警戒感を感じさせることが多いです。
つまり、タイプ5は、奥底の繊細さや恐怖感を克服するために強気な雰囲気を出しますが、タイプ1は無意識でいると強気な雰囲気になり、逆に柔らかい雰囲気を出すために努力をする傾向があります。
間違われやすいタイプ:タイプ1とタイプ7
タイプ1とタイプ7も不安系タイプで、根本的には似た雰囲気を持っています。それに加えて、タイプ1はタイプ7化することもあり、タイプ7もタイプ1的な正義感や潔癖な面を持つので、間違われやすいタイプです。
最も違うのはやはり外面的特徴で、タイプ7は、タイプ1よりも感情表現が大きく開放的な雰囲気を持つのに比べ、タイプ1はクールで一歩引いたような上品さのある雰囲気になります。
タイプ7は恥を知らない度胸の良さがありますが、タイプ1は舐められたくないという気持ちが強いところも大きな違いです。
間違われやすいタイプ:タイプ2とタイプ7
タイプ2とタイプ7は、明るく開放的な雰囲気で、特に複数の人と会話する場合にその場を盛り上げようとするという点で似ています。
しかし、タイプ2は責任感や他人を喜ばせたいためにその場を盛り上げようとするのに対し、タイプ7はあくまでも自分が楽しむため、自分が孤独感を感じないようにするために場を盛り上げます。
その結果思い通りに場が盛り上がったとしても、タイプ2はその後どっと疲れが出るのに比べ、タイプ7は逆にストレスを解消することができます。
外見的にも、タイプ2はしっかりとして責任感の強い、頼り甲斐のあるいい人という雰囲気を持ちますが、タイプ7は個人主義・自由主義で独自のセンスで動く人という雰囲気を持ちます。
間違われやすいタイプ:タイプ2とタイプ8
タイプ2とタイプ8は、欲求不満系で根本的には似た雰囲気を持つタイプです。それに加え、特に中高年男性は、どっしりと貫禄のある体格になり、頼り甲斐があって安定感のある雰囲気を醸し出します。また、面倒見のいいところや歌や料理が上手いところも似ています。
ただ、タイプ2はタイプ8よりも優しく親しみやすく、責任感の強い常識人という雰囲気があるのに対し、タイプ8はやや常識や社会的基準を重視しない傾向があるので、型破りな雰囲気を持ちます。
間違われやすいタイプ:タイプ3とタイプ6
タイプ3とタイプ6は、常識や社会的価値観を重要視する満足系タイプで、根本的な雰囲気は似ているタイプですが、類似の仕方が2通りあります。タイプ3がタイプ6に近づく場合と、タイプ6がタイプ3に近づく場合です。
タイプ3がタイプ6に近づくのはタイプ3−2の控えめ系で、タイプ6の自信家系以外の系統と似た雰囲気を持ちます。タイプ3−2の控えめ系は優しくやや地味な印象ですが、基本的には自尊心は高く外部に対して信頼感は高いので、社交的で素直・単純な部分があります。
それに対しタイプ6の自信家系以外は気配り上手で親しみやすい雰囲気を持ちますが、基本的に自尊心が低く、他人の顔色を伺い色々と考えすぎてしまう傾向があります。
また、タイプ6は男根期タイプなので「こうするべき」という考えを持ちがちで、やや考え方が固い部分がありますが、タイプ3は単純に自分の優位性を保つことと好奇心を基準に行動します。
タイプ6がタイプ3に近づくのはタイプ6の自信家系、もしくは欲求・不安のコントロール度が低い場合です。
タイプ6とタイプ3は社会的基準における優位性を追求する点で似ていますが、その違いはやはり根本的な自尊心の高さです。
タイプ3は無意識的な前提としてすでに高い自尊心を持っていますが、タイプ6の自信家系は自尊心の低さをカバーするために自信のある態度を経験的に身につけているという点で違いがあります。
なので、タイプ6の自信家系の方が、奥底に繊細さやか弱さを感じさせる雰囲気を持ちます。また、男根期タイプ特有の「こうあるべき」という考えを持ち、やや固い雰囲気を持つところがタイプ3とは異なります。
なので、タイプ6の自信家系は同じ男根期タイプのタイプ1やタイプ2とも類似するケースもありますが、同様にタイプ6はタイプ1とタイプ2の根本的な強気さや明るさ、圧力が少なく、奥底に繊細さ、か弱さを感じる雰囲気を持っている点で違いがあります。
間違われやすいタイプ:タイプ4とタイプ5
タイプ4とタイプ5は同じ口唇期タイプで、特にタイプ4−5とタイプ5−4は内にこもり、個人主義で抽象世界を思考することや芸術を好むという点で似た部分を持っています。
ただ大きく違う点がいくつかあります。まず、タイプ4は存在確信が得られるので人前に出て注目を浴びることを厭いませんが、タイプ5は人前で注目を浴びることを嫌がるという点です。
社交性の面でも、タイプ4−5は誰とでも合わせられ親しみやすい雰囲気を持ちますが、タイプ5−4は基本的に警戒心が強く、壁があるように感じられる傾向があります。
また、他人への配慮の仕方にも違いがあります。タイプ4−5は、ときに、真実よりも目の前の他人の気持ちを大事にする傾向がありますが、5−4は他人がどう思うかよりも「自分にとっての真実」を大事にするので、情がない・冷たいと思われることがあります。
そして、タイプ4もタイプ5も常識や社会的基準に縛られるのは嫌いですが、タイプ4−5は社会的基準や常識を破り超えていくことに快感を覚えます。
なので、比較的容易に学校や仕事をサボったり、約束をすっぽかしたりしやすいのですが、タイプ5はそれを好みません。
文章を書いたり何らかの作品を作る時にも、タイプ4は思いついたままに作業を行いますが、タイプ5はあらかじめ全体の構成を考えてから作業をする傾向があります。タイプ4−5は直感的で演繹的思考法を得意とし、タイプ5−4は分析的で帰納的思考法を得意とします。
間違われやすいタイプ:タイプ4とタイプ9
タイプ4とタイプ9も同じ口唇期タイプで抽象的世界に住み、根本的には似た雰囲気を持っています。特に女性のタイプ4−5とタイプ9−1は、間違いやすいです。
タイプ4−5もタイプ9−1も目の前の人たちの感情を乱さないことを第一に考える傾向があり、柔らかく誰にでも好かれるいい人という雰囲気を持つからです。特にタイプ9−1で芸術的センスがある場合はタイプ4−5と見分けるのが難しくなります。
タイプ4−5と9−1の違いを考えるとき、まず見るべきなのは、自分の中にある怒りや嫌悪感、嫉妬などのネガティブな感情を見たくないか、別に見ても平気、もしくは逆にネガティブと向き合うのが好きと感じるかということです。
タイプ9−1は、自分や他人の精神的な問題を見ることを嫌いますが、特に怒りや嫌悪感、嫉妬などのネガティブな感情を見たくないと感じる傾向があります。怒りを抑圧してしまって、怒りが湧かないという状態になることもあります。タイプ4−5は逆に、自分の内面に入り込んで深く考えることが好きです。
また、人と接するときにも違いが現れます。特にそこまで親しくない複数の人達と話す場合、タイプ4−5も9−1もその場の調和を大事にしますが、タイプ4−5は他人主体で動きがちなのに比べ、タイプ9−1はあくまで自分に重心が置かれています。
タイプ4−5は他人に合わせがちですが、その場ではしっかりと考えて行動し、相手にとって適切な言動をします。それに対して、タイプ9−1は調和は大事にしていますが、あくまでも主体は自分です。そこまで他人に合わせようという意識はなく自然体で、たまに空気を読まずに発言や行動をしたりします。
間違われやすいタイプ:タイプ5とタイプ6
タイプ5とタイプ6は、乳幼児期の発達段階における構造では共通点はないのですが、同じく社会全般に恐怖心を抱き、比較的大人しい雰囲気を持つ点で表面的には似ているケースがあります。
特に、タイプ5−4、5−6とタイプ6−5は雰囲気が似ており、間違いやすいタイプです。
ただ、根本的に違うのは、タイプ6−5は周囲の一人ひとりの人たちすべてに好かれたいという欲求が高いのに対し、タイプ5はそこに興味関心がない点です。
したがって、まず外面的特徴としてタイプ5は、独立独歩でどことなく壁があり、孤独を好む雰囲気を持つのに対し、タイプ6−5は、やや他人に対して開かれている印象で、他人を重視し親しみやすさを持つ場合が多いです。
また、タイプ5は社会的基準・常識を重要視しないのに比べ、タイプ6−5はこれらを非常に重視し、そこで評価された自分にプライドを持つケースが多いです。
間違われやすいタイプ:タイプ7とタイプ8
タイプ7とタイプ8は同じ肛門期タイプで、人との関係に意識を向けるという類似点があります。特に、タイプ7−8とタイプ8−7は強気で度胸があり個人主義という点が共通しているので間違えやすいタイプです。
まず、大きな違いとしては、タイプ8−7は7−8よりも威圧感があり馬鹿にされることを非常に嫌いますが、タイプ7−8は笑いを取るためならなんでもやれるという軽さを持っているという点があげられます。
また、学校や職場での上下関係でも違いが現れます。
タイプ7−8は、社会的な基準を嫌うため、上下関係もあまり気にしませんし興味を持ちません。自分が後輩の場合は先輩にタメ口を使って怒られるなどというケースがあったり、自分が上の立場に立ってもあまり下の立場の人を支配したりするようなことはありません。
それに対してタイプ8−7は、自分が下の立場の時は欲求・不安のコントロール度が低い場合は反抗的になりがちですが、コントロール度が高い場合は上手く立ち回り、自分が権力を持つために努力します。
いったん自分が高い立場に立つと、コントロール度が低い場合は周囲を支配し、思い通りに動かすようになります。コントロール度が高いと、周囲のためにリーダーシップをとって目的達成を目指します。
芸術的センスという点では、タイプ7の方が優れています。
タイプ8−7も芸術的センスを持つケースもありますが、圧倒的にタイプ7の方が人数が多いです。思考や感覚についても深みのある独創的なセンスを持つのはタイプ7で、物理学・数学・哲学・思想・心理学など世界の仕組みの探求に興味を持つケースも多いです。
意識発達の過程の影響で判定が難しくなるケース
さて、以上で間違われやすいエニアグラムタイプについての説明は終わりです。
次に、意識発達の過程の影響で判定が難しくなるケースについてお話しましょう。これには3つのケースがあります。
1つは、中学生以降10代20代のころと現在の状態が異なっている場合です。そういう場合、どちらが本当の自分なのか分からないと感じる方もいらっしゃいます。
2つ目は、各タイプの特徴がストレートに出ていない場合、3つ目は乳幼児期・児童期の自己イメージや他者化の影響が強いか、自我同一性拡散の状態の場合です。
まず、過去と現在の状態が異なっている場合ですが、これには2つのケースが考えられます。
1つは、エニアグラムタイプの発現の時期が遅い場合です。通常、エニアグラムタイプは13〜14歳前後に影響が出始めますが、稀に10代後半から20代、中には30代以降になって影響が出始めるケースがあります(逆に、小学校低学年から出始めるケースもあります)。これは、親子関係や家庭環境が原因であることが多いです。この場合は、現在の状態がエニアグラムの影響が出た状態となります。
2つ目は、欲求・不安のコントロール度が急激に低下するか、高くなった場合です。例えば、タイプ1ならば欲求・不安のコントロール度が下がるとタイプ4の境界性人格障害のような状態になりますし、タイプ6ならば周囲を見下すようになりタイプ3と似てきます。
また、逆に欲求・不安のコントロール度が上がると、たとえば、タイプ1はタイプ7的な特徴が出始め、タイプ4はタイプ1的に、タイプ7はタイプ5的な特徴を持ち始めます。このような場合は、外面的特徴をまず見ます。その上で内面的特徴をよく分析していけば本来のタイプを見分けることができます。
次に、そのタイプの特徴がストレートに出ていない場合です。これにも2つのケースがあり、1つは、極端に欲求・不安コントロール度が高いか低いケースです。先程お話したように、欲求・不安コントロール度が極端に高いか低い場合は、成長・退行の方向のタイプの影響を受けることになるので、非常に分かりにくくなります。
もう1つは、コントロール度に関係なく、そのタイプの特徴が表面的には隠れているケースです。たとえば、タイプ1の芸人系、タイプ3の控えめ系、タイプ4−3のいい人系、タイプ4−5の厳格系、タイプ6の自信家系などですね。
これらのケースは、各タイプの影響がストレートに出ていないので分かりにくいのですが、この場合もまず外面的特徴を見て、それに沿って内面的特徴を分析していけば見分けることができます。
最後は、乳幼児期・児童期の自己・他者イメージや他者化の影響が強いか、自我同一性拡散の状態の場合です。乳幼児期・児童期の自己イメージや中学生以降に接した思想や仕事の立場などに同一化してしまうと、エニアグラムの影響が表に出てこないか、非常に薄いものになってしまう傾向があります。
また、これらの影響でエニアグラムタイプを誤って判断してしまっているケースもあります。
乳幼児期・児童期の親や家庭環境の影響で、「家族や他人のために生きるいい子」という自己イメージに同一化している場合や、「自分がどう生きたいのか、何が好きなのかも分からない」という状態になっている方の場合、前者はタイプ2、後者はタイプ6と判断しているケースがあります。
このような状態で安定して問題なく過ごしている方もいらっしゃいますし、生き方は人ぞれぞれなので尊重されるべきですが、その状態だといろいろなことがうまく行かなくなりがちではあります。
このような乳幼児期・児童期の自己・他者イメージや他者化の影響が強いケースは、親子関係や家庭環境、中学生以降に接した思想や仕事の立場への同一化の影響などに無意識な場合が多いので、できればきちんと向き合ってそこから抜けていくことができると、特に恋愛や夫婦関係、子育てなどはうまくいくようになることが多いです。
エニアグラムタイプが分かっている方にもこれらの影響が強い方もいらしゃいますので、この乳幼児期・児童期の自己・他者イメージ、他者化の影響を意識化することはみなさんにとって重要です。
なので、次の記事からは現時点での性格の全体像を知り、どこにトラップがあるのかを見極めてゴールに近づくために、この乳幼児期・児童期の自己・他者イメージ、他者化の影響を詳しく探っていきます。